@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001208, author = {Ono, Junko and 小野, 純子}, journal = {人間文化研究}, month = {Jan}, note = {2014年の台湾映画『KANO』は、野球を通して民族を超えた友情を描き、日本でも評判となった。日本の各映画評では注目されていないが、この映画には球児らが活躍半ばで出征して戦死するという、日本の戦前野球史の記憶の語りと同じものがある。本稿では第1章を台湾映画『KANO』の語りとし、‘嘉義農林’、‘日本語’、‘三民族混成’、‘八田與一’の4つのキーワードについて言及する。第2章では、台湾映画『KANO』の中で統治の様子と軍事動員がどのように語られているかについて論じる。本稿は日本統治時代、台湾における軍事動員の記憶を明らかにするための第一段階である。}, pages = {131--152}, title = {台湾映画『KANO』の語り}, volume = {25}, year = {2016} }