@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000160, author = {山田, 明}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {5年半にわたる「構造改革」は、政治や経済、地域、国民生活などに大きな影響をあたえている。「構造改革」の検証作業が各分野で進められているが、公共事業も重要な課題の一つである。本稿は拙著『公共事業と財政』以降の公共事業について、「構造改革」の動向と関連づけて検証するものである。1では「構造改革」下の公共事業見直しを予算削減、道路公団民営化、公共事業や地域開発の長期計画から検討している。2では戦後の公共事業と社会資本整備を資本蓄積面から概観して、90年代以降の公共事業をとりまく環境変化、公共事業批判の背景を明らかにしている。3では行政投資実績や公的総固定資本形成などの最新データから、公共事業の構造変化を統計的に検証している。4では公共事業から地域間格差の拡大、とりわけ公共事業依存度の高い地方圏への影響についてアプローチしている。公共事業は予算が大幅に削減されただけでなく、制度・計画面でも見直されている。本稿では「構造改革」下の公共事業見直しの現実を評価し、公共事業や社会資本整備の今後の課題を提示していくための基礎的な作業を行った。}, pages = {35--47}, title = {『公共事業と財政』再考(2)}, volume = {6}, year = {2006} }