@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001609, author = {畑, 隆}, issue = {3}, journal = {オイコノミカ}, month = {Mar}, note = {本稿は,2000年代初頭における英国フォードの労使関係の実態について,職場を中心に考察した論文である.英国フォードの労使関係機構を説明した後,作業標準に関する労働協約を詳しく紹介し,さらにダーゲナム工場の調査に基づいて,勤務体制,超過勤務,配置転換をめぐる労使関係を明らかにしている. 2000年代初頭の英国フォードでは,作業標準の設定と変更に関する労使間の手続きが労働協約の形をとっており,そこには作業標準に関わる苦情処理手続きも規定されていた.週末勤務と配置転換の人選においては先任権のルールが適用されており,超過勤務については公平な配分の観点から労働組合が人選を交渉していた.このような英国自動車企業の労使関係の実態は日本との対比の上でも注目される.}, pages = {19--28}, title = {2000年代初頭における英国フォードの労使関係}, volume = {52}, year = {2016} }