@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001708, author = {奥田, 伸子}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jan}, note = {本論文では1970年代のイギリスにおける外国人労働者を,政策および実態,すなわち労働許可書政策と労働市場における外国人労働者の分布の二側面から検討する.労働許可証発行の条件は1970年代を通して厳しくなり,発行数も急減する.しかし,実際には熟練度の低い労働者へも発行されていた.その結果1970年代後半から80年代初頭にかけ,労働市場における外国人労働者比率はほぼ一定であり,高失業下にあってもイギリス出身の労働者への置き換えは進まなかった.1970年代の政府報告書はイギリスの一部の産業が外国人労働者に依存していることを認め,労働許可書発行数の減少はこうした産業に大きな影響を与えることを懸念していたが,イギリス出身労働者をこうした産業へと導入するための有効な手段を提示できなかった.}, pages = {237--252}, title = {1970年代イギリスにおける外国人労働者政策}, volume = {27}, year = {2017} }