@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001709, author = {竹内, 佐和子}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jan}, note = {本研究の目的は、市民社会科歴史教育が、「共有可能な」歴史認識の育成を目指すものであることを明らかにすることである。なぜなら、社会の形成者を育成するという高校歴史教育の目的を達成するためには、個人レベルにおける「正しい」歴史認識育成では不十分であり、各自の価値観にもとづいた「正しい」歴史認識を、他者との間で「共有可能な」歴史認識となるように探究し形成していかなくてはならないからである。市民社会科授業論は、他者との共有可能な認識形成活動を目的とする授業論であり、本稿は、この授業論を歴史教育において実現することの意義に着目する。そこで、これまで開発された市民社会科歴史教育授業案を検証し、授業論実現に向けた課題を示唆するものである。}, pages = {253--268}, title = {歴史教育としての市民社会科の再評価 : 「正しさ」から「共有可能性」へ}, volume = {27}, year = {2017} }