@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001732, author = {Mikami, Noriaki and 三上, 訓顯}, journal = {芸術工学への誘い}, month = {Mar}, note = {本報では、筆者が今年経験した2つの建築上の歴史経験について述べている。第1はロシア連邦共和国の世界遺産ギジ島のティンバー構造の木造教会の修復現場を訪れ、その修復方法とギジ島協会に関する歴史、地理、制度、修復方法に関する研修プログラムに参加した。第2は、沖縄県浦添グスクの3DCGによる想像復元の試みである。浦添グスクは13~14世紀頃の沖縄に存在した大型グスクである。しかし、その城壁や建築群は江戸時代の薩摩軍の侵攻と第二次世界大戦、および戦後の都市化の中ですべて失われている。そこでこれまでの発掘調査による知見と学術論文を用いて、浦添グスクの城壁及び当時の建築群の想像復元をおこなった。これら2つの経験を経て歴史建築物における修復と復元とは相補的概念だといえる。特に復元における設計という視座や方法は、歴史建築物の解明には有効である。}, pages = {3--18}, title = {建築史上の2つの経験}, volume = {21}, year = {2017} }