@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001893, author = {Yamada, Atsushi and やまだ, あつし}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jul}, note = {1950年代の国際貿易は、今日の自由貿易が是とされる形と異なり、厳重な外貨管理と外資規制が通例であった。日本と台湾(中華民国)との間も同様であり、内国貿易(≒自由貿易)だった植民地期とは一変して、毎年の貿易交渉で互いに相手の固い貿易管理を難じながら、それでも自国商品の輸出と必要商品の輸入のために妥協するということを繰り返してきた。ところが1950 年代末に(一歩先んじて貿易自由化に踏み切らされた)琉球との関係に向き合わざるを得なかった日本は、琉球の新興輸出商品だったパイナップルを受け入れるために、台湾パイナップルの輸入大幅削減を試み、日台貿易関係に波乱を呼ぶことになる。本論は1950 年代の日華貿易交渉と琉球パイナップルとの関係、そしてそのような波乱を巻き起こした琉球パイナップルの発展事情を考察する。}, pages = {125--140}, title = {1950年代日華貿易交渉と琉球 : パイナップルを中心に}, volume = {28}, year = {2017} }