@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000195, author = {酒井, 教子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、名古屋市保育所の統合保育の歴史をふり返ることにより、名古屋市の障害児保育制度の発展過程と課題について明らかにすることである。まず戦後日本の障害児保育の歴史をぶり返り、統合保育制度の成立過程について考察した。次に名古屋市における障害児保育の経過と制度的発展過程について第1期から第6期に分けて考察した。名古屋市の障害児保育は、統合保育として積極的に取り組まれてきた。現在ほとんどの保育所で障害児を受け入れ、障害児と健常児がともに生活することを主たる内容とした統合保育を実施している。その取り組みをふり返り統合保育の課題として、以下の3点を提示した。(1)「入所定員の増加」や「統合保育体制の人的整備」が必要であり、(2)統合保育をすすめ、その保育内容の質を高めるためには「統合保育研修のあり方の検討」や「正規保育士と嘱託職員の連携の在り方」や「保護者との連携」などが必要であり、(3)就学前教育と小学校の特別支援教育との連続性が必要である。}, pages = {157--171}, title = {名古屋市における統合保育の歴史と課題}, volume = {8}, year = {2007} }