@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00001993, author = {Ono, Junko and 小野, 純子}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jan}, note = {本稿は、「嘉義農林学校学生の戦争体験」(名古屋市立大学大学院人間文化研究科『人間文化研究』(28)2017年7月)に続く第二弾である。本稿では、日本植民地時代の台湾、嘉義農林(嘉農)学生の戦争体験に注目し、2名の卒業生に対し聞き取り調査を実施した。嘉農は野球で名高い学校であり、これまで「野球」、「農業」以外で語られることは少なく、特に戦後の台湾における台湾人動員研究で盲点となっていた学生らの戦争体験については、学生らの一部が一方的に言葉を発するのみで注目されることがなかった。第一弾と同様に、これまで重視されることが少なかった地方都市の学生動員について聞き取りを中心に調査することで、台湾人動員研究の中で抜け落ちていた、地方学生の動員から空白を解くことを目的としている。本稿では、同じ学校、同じ学年の同級生2名への聞き取り調査を実施したが、その結果は第一弾とは異なる個所も多かった。また今後の『留守名簿』調査につながる発見もあった。}, pages = {207--225}, title = {嘉義農林学校学生の戦争体験2}, volume = {29}, year = {2018} }