@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002200, author = {西田, 文乃}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jul}, note = {本稿では、小学校1、2 年生用道徳用副教材『こころのノート』、その後改めて出版された『わたしたちの道徳』を語彙の観点から分析、比較した。語彙の比較は、計量的な視点からの分析と意味範疇での分析とで行った。意味味範疇での分析とは、道徳副教材2種にて使用されている全動詞を小学校低学年の主要教科である「国語」「算数」「生活」の教科書で使用されている動詞を意味で比較し、「道徳」特有の語彙特性を示すというものである。 その結果、計量的な分析では『こころのノート』から『わたしたちの道徳』へと全面改訂されたことによりページ数が増加しそれに比例して語彙数は増加したが、文章の表現などは単純化傾向が示された。また動詞の意味からの分析では道徳副教材は他教科と違う傾向を見せた。つまり道徳は他教科とは違い「精神および行為」に分類される動詞の使用率が高いことがわかった。道徳の副教材『こころのノート』が『わたしたちの道徳』へと全面改定されたのは「教科としての道徳」を見据えたものであった。}, pages = {91--113}, title = {小学校「道徳」副教材の語彙分析:動詞の意味範疇に焦点をあてて}, volume = {30}, year = {2018} }