@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000226, author = {滝村, 雅人 and 穐丸, 武臣 and 野中, 壽子 and 奥平, 俊子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {地域で生活するためには日々様々な選択や決定を自ら行っていく力が必要である。障害者はその障害ゆえに、そうした力を獲得する機会が乏しくなりがちである。したがって、早い時期からの健常児と同じような生活習慣や社会性獲得のためのトレーニングが必要である。特に発達障害児にとっては集団生活への適応が課題となる。さらに、保護者にとっては、「わが子の障害の受容」という高いハードルがある。その意味で障害児本人への支援と同様に、その家族・保護者への子育てに関する支援も重要となる。本学人文社会学部棟の一室を使って実施している親子教室(みるくクラブ)の実践は、学齢前の子どもとその保護者を対象に、親子が一緒になって活動できる場を開設してきたものである。さらに保護者だけの集まりの場を設けて、保護者の気持ちに寄り添う活動も平行して実施している。ここでの実践から、他者に対しても言葉が発信できるようになったことや、家族以外の他者への接触行動が表れたことなどは、人間関係の構築が一歩一歩前進していることを証明するものである。また、粗大運動系の活動は、子どもの間で混乱が生じやすいが、対人行動を中心とした社会的スキルの発達に効果的であるといえる。}, pages = {171--186}, title = {発達障害児とその保護者への支援の必要性}, volume = {10}, year = {2008} }