@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000227, author = {酒井, 教子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本研究の目的は、名古屋市の統合保育の課題について明らかにすることである。名古屋市の障害児保育は、統合保育として積極的に取り組まれてきた。現在、ほとんどの保育所で障害児を受け入れ、障害児と健常児がともに生活することを主たる内容とした統合保育を実施している。拙論では統合保育の課題として、自閉症候群の増加と中度児の増加や軽度発達障害児の増加について提示した。次に自閉症児との統合保育の事例を考察し、保育者の障害児理解をすすめる専門性の向上、統合保育の人的条件のあり方、自閉症児とまわりの子どもたちの成長を支える統合保育実践のあり方、今後の展望について検討した。特別支援教育へつながる幼児期に取り組む統合保育の役割は大きいと考える。名古屋市内の幼稚園・保育所で障害児を受け入れ、入園を希望する全ての障害児を受け入れるための条件整備が急務である。}, pages = {187--200}, title = {名古屋市における統合保育の課題 : 自閉症児との統合保育の事例を通して考える}, volume = {10}, year = {2008} }