@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002279, author = {臼杵, 政治}, issue = {1}, journal = {オイコノミカ}, month = {Jul}, note = {本稿では、名古屋市立大学学生へのインターネットアンケートを用いて、大学生におけるA.ふだんの幸福度、B.小さい頃から今日までの苦楽、C.昨日の(不)愉快、という3つの幸福度の指標とさまざまな要因との関係を検証した。 結果をまとめると、第1に3つの幸福度の間には強い関係があった。第2にふだんの幸福度をみると、人間関係(信頼できる友人の数、両親の厳しさ、交際相手の有無)との間に強い関係がある一方、経済状況(収入・支出の多寡)との間には有意な関係がみられない。第3に授業の面白さとふだんの幸福度に強い関係がある反面で、授業の有用性、GPA、大学の志望順位との関係は相対的に低かった。第4にふだんの幸福度と将来の仕事の目標との間には強い関係がみられた。次に経済学部生をそれ以外の学生と比較すると、授業への評価が低い一方、他の要因をコントロールすると、経済学部生であること自体が高い幸福度と関係する傾向があった.}, pages = {15--41}, title = {大学生の幸福度に関する試論:名古屋市立大学の学生へのアンケート結果}, volume = {54}, year = {2017} }