@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002320, author = {朝元, 綾子}, issue = {1}, journal = {オイコノミカ}, month = {Sep}, note = {選択と競争のある環境が、医療提供の効率にどれ程寄与しているかについて検証を試みた。岐阜県の地勢から自然発生した競争条件の違いを利用して,DPC 病院の「脳梗塞(手術なし)」の在院日数を目的変数、同一市町内に併存するDPC 病院数を競争度合いの説明変数として重回帰分析を行なった。その結果、地域の病院数が多いほど、脳梗塞(手術なし)の在院日数がより短いことが判明した。この回帰分析の頑健性については、今後、岐阜県以外や他の様々な説明変数も調べ、確認していく必要がある。だが、患者にとって選択肢となる病院が多く、病院間に患者獲得競争があるとき、病院と患者の代理人である診療所間の連携が進み、より効率的な医療提供が行われる可能性が示唆されたと考えられる。}, pages = {39--52}, title = {選択と競争が脳梗塞在院日数に与える影響:岐阜県DPC 病院データと医療情報ネットを活用した実証分析}, volume = {55}, year = {2018} }