@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002337, author = {Amaya , Yuko and 天谷, 祐子}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jan}, note = {本研究は「私はなぜ私なのか」という問い―自我体験―について、自我体験の経験の有無だけでなく、自我体験経験時の深刻さの程度と経験による自己成長の程度という2つの視点を加えて、私的自己意識と空想傾向に相違があるかどうかについて、大学生を対象として質問紙調査により検討を行った。その結果、自我体験の経験群が未経験群よりも、私的自己意識の「反すう」「省察」ともに有意に高く、空想傾向についても同様の結果が見られた。また自我体験経験群のみについて、さらに経験時の深刻さの程度と経験による自己成長の程度の高低の群分けを行い、私的自己意識と空想傾向の相違を検討した。その結果、私的自己意識の「反すう」と経験時の深刻さの高さに関連が見られ、また、より深刻な自我体験経験者でありかつそれによる自己成長の高い人が、空想傾向が高かった。これにより、自我体験の経験は、その有無のみならず、深刻さ・自己成長の程度によって、ポジティブネガティブ双方の影響が見られることが示された。}, pages = {153--160}, title = {自我体験と私的自己意識・空想傾向の関連:自我体験の経験時の深刻さと経験による自己成長の程度から}, volume = {31}, year = {2019} }