@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000248, author = {Taniguchi, Sachiyo and 谷口, 幸代}, journal = {人間文化研究}, month = {Jun}, note = {海外における名古屋のイメージを掘り起こすことは、国際的な観光地をめざす名古屋の現在と今後を考える上で不可欠な作業となる。本稿は手始めにジャパノロジストの日本論、海外で出版された旅行ガイドブック、海外の博物館の展覧会を例に、それぞれに表現された名古屋像を明らかにする。まず日本論ではYOKOSO!JAPAN大使のアレックス・カーの著書に注目する。彼の著書Dogs and Demonsで、名古屋は京都と同様に土建国家日本の象徴である。観光に関した講演では広告が乱立する視覚公害の街と紹介される。この厳しい助言への対応が名古屋の課題となる。旅行ガイドブックではミシュランのガイドブックを取上げる。名古屋は本質的な観光地ではないと明言されるが、名古屋城や熱田神宮だけでなく産業観光関連施設を積極的に紹介し、名古屋港水族館の設備や展示を高く評価している。海外の展覧会ではウィーン博物館の名古屋展を取上げる。都市計画、人口統計、余暇、移民など多様な観点からの見解には、名古屋が自動車産業などモノづくりのイメージだけではなく、正統的な観光地のイメージとはまた別の新たな魅力をもち得る可能性が示されている。}, pages = {107--119}, title = {国際観光地Nagoyaのイメージに関する基礎的考察・その1 : アレックス・カー、ミシュラン、ウィーン博物館}, volume = {11}, year = {2009} }