@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002488, author = {丹羽, 裕紀子}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jul}, note = {ピアノを演奏するためには、視知覚や聴知覚などの知覚作用を鍛え、音楽を総合的に身につけなければならない。テクニックはピアノ演奏において必要であり、完成された音楽作品を演奏する際も即興演奏をする際も、音楽表現には欠かせない。そのため、幼い頃から手の形や鍵盤に触れる指の置き方を指導するのは、効率よく弾けるように発展させるためのテクニックの方法である。また、読譜力は音楽性の成長を継続させるために必要であり、音楽的発展には大切なことである。しかし、幼児期において聴知覚からの音楽経験や、即興したり、編曲したり、自由に弾くことができるような指導を行うことが、日々の生活の中に芸術を取り込むことにつながり、模倣的な教育の前に先立って試みられる2 ことをダルクローズ(1986)は述べている。ピアノレッスンにおいて指導者は、技能や知識に関する側面だけに偏った学習ではなく、自らピアノを弾く喜びや楽しみを生涯目標とできる指導をバランスよく行うことが求められる。本研究では幼児を対象に、人間誰しもが持つ音楽性に着目し、音楽する喜びを体感する即興を取り入れたピアノ指導を行っている。幼児が自由に音を創る即興事例をもとにピアノ即興指導法「遊びからはじめる即興表現」「挿絵や絵本など視覚的イメージから行う即興表現」「枠を決めた中で行う即興演奏」「即興演奏から作曲へ」を述べる。}, pages = {141--150}, title = {幼児を対象としたピアノレッスンにおける即興指導}, volume = {32}, year = {2019} }