@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00002557, author = {斉藤, 雄次}, journal = {人間文化研究, Studies in Humanities and Cultures}, month = {Jan}, note = {本稿は、日本において市民性を育成することを目的として2015年より行われている主権者教育の更なる充実のために、対話に重きを置く熟議民主主義論の手法を後期中等教育、特に公民科に取り入れることの可能性について検討するものである。既存の熟議民主主義についての先行研究からは、代議制民主主義によっては代表されることのなかった市民の政治参加を促せること、熟議によって他者の意見を尊重しようとする態度を育むことが可能であることが指摘されている。この熟議民主主義の要素を主権者教育、また2022年度より後期中等教育で実施される新学習指導要領に基づく授業のあり方を考える際の参考とすることができれば、後期中等教育そのものを民主的な社会の担い手をつくる市民教育と位置づけ、そのバリエーションを様々に広げることが可能となる。}, pages = {129--159}, title = {後期中等教育と熟議民主主義の関連に関する一考察 : 「対話」を軸とした主権者教育の実現に向けて}, volume = {33}, year = {2020} }