@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000269, author = {日木, 満}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本稿では、英語では異なっていても日本語では同じ訳になる表現(同訳表現)を、日本人英語学習者が意図的に使い分けられるようになるためには、訳以外に何を拠り所にすべきか、を検討した。具体的な同訳表現としては、一般に「~の理由で」と訳される by reason of X と for reasons of Y の2表現を取り上げた。「~の」の部分に相当する、"X"と"Y"に着目し、コーパス分析を行った結果、XとYの意味構造も名詞の形(名詞形)も大きく異なることが明らかになった。名詞形の違いから同訳表現の差異を明らかにする可能性を示すとともに、従来の辞書での "by reason of …"や"by reason of O"などにおける"…"や"O"の表記の問題点を指摘し、単に前置詞の目的語として"…"や"O"で置き換えて表現するのではなく、目的語の部分にどのような意味構造の名詞句が求められていて、どのような名詞形を用いるべきか、の情報も明記すべきであると主張した。}, pages = {189--204}, title = {同訳表現と名詞形 : 「~の理由で」とby reason of X / for reasons of Yの場合}, volume = {12}, year = {2009} }