@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000296, author = {Tsuchiya, Masahiko and 土屋, 勝彦}, journal = {人間文化研究}, month = {Jun}, note = {シンポジウム「アイデンティティ、移住、越境」に招待した二人の作家、ウラディーミル・ヴェルトリプ氏とツェーラ・ツィラク氏へのインタヴューを通して、彼らが独自の文学的世界を切り開いていった経緯と足跡を追いながら、何を越境してきたのか、どこへ向かうのか、など文学的パトスの可能性を問い直した。ヴェルトリプ氏は、ユダヤ系ロシア人ドイツ語作家としての経歴を踏まえながら、創作へのきっかけ、パレスチナとイスラエルの衝突問題、影響を受けた作家たち、内なるユダヤ人意識、出版社・編集者との関係、作品創造への具体的方法論、テーマの深化プロセス、本シンポジウムが日本において行われたことの意義、庭園をはじめとする日本的美意識についてなど、多岐にわたる主題を説明してくれた。またトルコ系ドイツ語詩人ツィラク氏も、今回のシンポジウムに対する意見、詩作における「飛行」のテーマ、身体性、視覚性、言語遊戯、詩的リズム、造形芸術と詩的テクストとの関係性などを述べ、さらに自己の「移民文学」への懐疑を表明している。}, pages = {145--165}, title = {Bemerkungen zum Thema "Idenditat, Migration, Transnationalitat" : Interview mit den beiden Autoren , Vladimir Vertlib and Zehra Cirak}, volume = {13}, year = {2010} }