@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000299, author = {天谷, 祐子}, journal = {人間文化研究}, month = {Feb}, note = {本研究は、「私はなぜ私なのか」という問い-自我体験-を経た人に関して、初めてそれを経験した時期、体験期間の長さにより、自我体験を経験する際の深刻さや経験後の意味づけの程度が異なるという仮説を検証することを目的とした。自我体験を経たと判定された大学生400名を対象に、自我体験の初発時期と体験期間の関連、自我体験の初発時期と体験期間の違いによる自我体験尺度得点・体験を経た際の深刻さ得点・体験後の意味づけ得点の違いを調べた。その結果、初発時期が小学校高学年よりも中学以降という遅い人ほど体験期間が長めにシフトすることが示唆された。また体験期間については、1回から数回という短い期間の群が、それより長い群よりも自我体験尺度得点・自我体験を経た際の深刻さの程度・自我体験後の意味づけの程度が低いことが示された。初発時期に関しては意味のある結果は得られなかった。以上により、自我体験を経た際の深刻さ・自我体験後の意味づけの程度に影響を及ぼしているのは、初発時期よりも体験期間であることが明らかにされた。}, pages = {25--35}, title = {自我体験の経験時における深刻さと体験後の意味づけに寄与する要因の検討 : 初発時期と体験期間を切り口にして}, volume = {14}, year = {2011} }