@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000320, author = {大野, 裕美}, journal = {人間文化研究}, month = {Jun}, note = {本研究の目的は、がん教育を示唆する「小学生、中学生及び高校生に対する適切な生活習慣とがんの知識の周知」を掲げた愛知県がん対策推進計画の事例から、がん教育の現状と課題を明らかにすることである。結果として、教育機関と医療機関、及びがん体験者であるがんサバイバーへのインタビュー分析から、5つのカテゴリが抽出された。【がん教育】【アクションプラン】【他部門との連携】【特別でないがん】【がんの正しい知識】である。愛知県がん対策推進計画にがん教育が示唆されているものの、実際は他部門との連携が図れておらず、がんに特化した教育は実施されていないことが明らかになった。がんサバイバーらは、自身の体験から子どもの時にがんの正しい知識を学ぶことが、がんの予防に繋がるとして、一様にがん教育を切望していた。今後の課題は、従来の縦割り文化を超えた新たな協働ネットワークの創設であり、その為には、教育と医療の相互理解が不可欠である。}, pages = {57--70}, title = {がん教育の現状と課題 : 愛知県がん対策推進計画を事例として}, volume = {15}, year = {2011} }