@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000345, author = {Amaya , Yuko and 天谷, 祐子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本研究は、質問紙調査において自由記述による自我体験の経験の有無の判定結果が、15項目から成る自我体験尺度における項目別の得点に正しく反映されているのかどうかについて、項目別の統計的解析を行うことにより検討したものである。自我体験尺度における項目ごとの「あいまい群」(自由記述において自我体験を経験したと判定するには不十分な群)と「体験群」(自由記述において自我体験を経験したと判定された群)間の得点についてt検定により検討した結果、2項目を除いた13項目においてはすべて「体験群」の方が高かった。これにより、自我体験尺度の総合得点のみならず、各項目レベルにおいても、自由記述による自我体験の判定結果と項目得点の高さがほぼ対応していることが示された。また「体験群」のみに関して、各項目得点の高さについて1要因分散分析を行うことにより検討した結果、項目3(「自分は何だろう」)が最も高く、項目12が最も低い項目であることが見出された。項目3が、他の項目に比べ、自我体験を経験した人が最も高い得点であり、かつ「あいまい群」との得点差も一番大きいことから、項目3が自我体験を経験したことを検出するために最も貢献している項目であることが示された。}, pages = {177--185}, title = {自我体験尺度の項目得点と自由記述内容による自我体験判定の対応の検討}, volume = {16}, year = {2011} }