@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000364, author = {Amaya , Yuko and 天谷, 祐子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本研究は、「私はなぜ私なのか」という問い-自我体験-の生起により、哲学における心身問題における価値観に影響を及ぼすという仮説について、日本において心理学的にアプローチするための可能性を理論的に論じたものである。まず自我体験において問題とされる「私」の特徴が、心理学一般における自己論の枠組みとは異なり、哲学的な特徴を持っていることを論じた。その後心の哲学の分野における心身問題の解決方法と現状を概観し、一般の人が心身問題の解決にあたって哲学的解決にどこまでアプローチできるのかを論じた。そして一般の人が心身問題に関しては「二元論者」であり、その考えには低年齢においては「(魂に関する)心の理論」の影響を受け、長じては宗教的影響を受けている可能性を概観した。日本における文化的宗教的背景を考慮に入れたうえで、自我体験の生起と心身問題における価値観の関連について考察した。}, pages = {1--10}, title = {自我体験の生起と心身問題における価値観の関連についての理論的展望}, volume = {18}, year = {2012} }