@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000486, author = {曽山, 典子 and 森, 徹}, issue = {1}, journal = {オイコノミカ}, month = {Sep}, note = {本論文では,第1に,2意思決定主体3戦略の単純化された意思決定環境の下で,固定規模の公共プロジェクトの実施の可否決定問題に適用されたピボタル・メカニズムの性能検証実験において,常に真実表明を行うDominant strategy行動(D行動)をとった場合の最低利得と,Clarke税を無視して利得構造を理解し,その支配戦略を選択するIgnorance行動(I行動)をとった場合の最低利得との差を拡大する方向でのプロジェクトの実施費用の変更が,D行動を促進しI行動を抑制することを通じてピボタル・メカニズムの真実表明誘発性能を高めることを実証する.また第2に,ピボタル・メカニズムの生成するゲームの利得構造のより正確な理解を促す措置として,事前に利得計算の練習を行う措置と,詳細な利得表を提示する措置の比較を行い,実験によって,利得表の提示はピボタル・メカニズムの真実表明誘発性能を著しく高める効果を持つが,事前の利得計算練習は,真実表明誘発性能を高める効果をほとんど持たないことを明らかにする.}, pages = {11--26}, title = {意思決定環境の変化とピボタル・メカニズム下の個人の戦略選択行動 : 実験研究}, volume = {44}, year = {2007} }