@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000952, author = {Mikami, Noriaki and 三上, 訓顯}, journal = {芸術工学への誘い}, month = {Mar}, note = {本報は、風土的条件を顕著に受ける海岸沿いの住宅・民家を、構え方の視点から3地域を対象に論じたものである。湘南海岸の現代建築では、建築構造や建築材料が進化し、建築自体がシェルターとしての機能をはたしていること。橋立地区と宿根木地区の歴史的集落では、民家自体がシェルターであると同時に、地形自体が風雨を避けるシェルターとして機能している。こうしたシェルターの構え方に基づく、現代建築と歴史的民家群との大きな相違点は、住宅周りの屋外の暮らし方の違いではないか。それは現代住宅が屋外の暮らしをあまり必要としない「閉じこもり型」であるのに対し、歴史的民家群は屋外での作業や密な近隣コミュニケーションといった屋外での暮らし方があり、そのことが構え方の違いになっているのではないか。その背後には生業の違いと行ったライフスタイルの変化があったことが伺える。本稿では、それらの相違を踏まえながら、現代住宅における屋外の暮らしを配慮した建築の構え方があることを示唆した。}, pages = {27--32}, title = {海に向かう家、海を避ける家 : 居住環境の構え方に関するスクリプト}, volume = {17}, year = {2013} }