@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000959, author = {野中, 壽子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {本研究は、空間的環境の制約が大きい都市部の保育所において、外遊びを園庭で行う場合と園外の公園等で行う場合の、実施頻度や実施時間、遊び内容、保育者の意識を比較検討することを目的とした。対象はA市公立保育所120園で、郵送による質問紙調査を行った。回収率は85%であった。園庭の広さと園外へ出かける頻度とは関連はなかったが、園外へ出かける頻度は5歳児(0.25±0.17)よりも0・1歳児(0.46±0.21)の方が高かった。4・5歳児の園庭での外遊び時間の平均は3時間以上であったのに対し、園外では行き帰りを含めて平均1時間半程度であった。園庭と園外では良く行う遊びに違いがみられ、園庭では砂場遊び、ドッジボール、園外では虫取り、花摘みなど自然に触れる遊びや固定遊具が多 かった。しかし、保育者の意識としては園外に行くことで体力向上に役立つと考える割合も高かったことから、実際に行っていることとのずれが生じていることが示唆された。望ましい保育環境を考える上で、身体発達の観点からは園庭・園外を通して多様な動きがみられるよう、保育者の意識や保育のその他の条件を整備することの重要性が確認された。}, pages = {75--81}, title = {外遊びの保育環境に関する研究}, volume = {22}, year = {2014} }