@article{oai:ncu.repo.nii.ac.jp:00000962, author = {Amaya , Yuko and 天谷, 祐子}, journal = {人間文化研究}, month = {Dec}, note = {小学校高学年から中学の時期において、約半数の人に見られる「私はなぜ私なのか」という問い-自我体験-に関する報告が、どの時点において調査を行ったとしても同程度の割合で同質の内容が安定的になされるのかについて、1年の間隔を空けた2回のインタビュー調査・質問紙調査により検討することを目的とした。大学生の場合、インタビュー調査において2調査間の尺度得点の相関が高く、協力者自身の主観的判断においても同じ内容であると回答した人が8割を超えた。質問紙調査においても、2回の尺度得点間の相関は高かった。つまり調査手法の違いを超えて、ある程度安定的な報告が得られることが示された。一方小学校高学年生の場合、調査協力者の主観的観点からは報告内容の安定性は高かったが、調査時点の興味の強さや言語報告の未熟さの影響を受けることにより、多少の分類カテゴリの移動が生じた。小学校高学年生の場合は大学生と同程度とは言えないが、ある程度の安定性は見出されることが確認された。}, pages = {173--184}, title = {自我体験の報告の安定性に関する研究 : 小学校高学年生と大学生を対象とした1年の間隔を空けた2回の調査より}, volume = {22}, year = {2014} }