WEKO3
アイテム
ジェンダーの視点による堕胎罪の考察
https://ncu.repo.nii.ac.jp/records/127
https://ncu.repo.nii.ac.jp/records/12792be38e2-d26f-4375-b805-500eb3b28a4a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
B422-20040110-115.pdf (453.2 kB)
|
|
Item type | 紀要論文2 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2013-04-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ジェンダーの視点による堕胎罪の考察 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Gender Disparities in the Criminal Law of Abortion | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 自己堕胎罪 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 保護法益 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ジェンダー | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 女性への権利侵害 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
タイトルヨミ | ||||||
その他のタイトル | ジェンダー ノ シテン ニ ヨル ダタイザイ ノ コウサツ | |||||
著者 |
気駕, まり
× 気駕, まり |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 女性のみを処罰の対象とする刑法の自己堕胎罪は、ジェンダーの視点から捉えて問題があると言わざるをえない。この自己堕胎罪について、保護法益を基点にして現代の日本に存在する意味、その矛盾点、背景にある文化的規範などを考察していきたい。まず、堕胎は殺人と同等とするには、あまりにも保護法益の前提量が違いすぎることを指摘する。次に、その前提の内容を検証することによって、そこから女性の自律した身体であり続ける権利を導き出す。このことによって、堕胎罪の法益を設定する前段階における一つの違法行為、男性の側からは発想しにくいであろう女性の権利の侵害行為が明らかになる。妊娠しないままでいる権利を法益とした場合、避妊しない性交は法益の侵害を意味する。行為の主体は男性で、客体は女性である。望まない妊娠があって、自己堕胎が発生するとしう因果関係を考慮するのなら、まず確立しなければならないのは、堕胎罪の運用方法より、この権利侵害の「犯罪」であろう。「犯罪」の刑罰を設定することによって、主体である男性は規範を動機づけられ、女性の権利侵害を安々と行わなくなる。これは、堕胎を減少させ、結局のところ堕胎罪が求める規範に合致するのである。 | |||||
書誌情報 |
人間文化研究 巻 2, p. 115-124, 発行日 2004-01-10 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13480308 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11807171 |