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アイテム
「子ども家庭福祉ソーシャルワーカー」資格化構想と「分立」資格を前提として職域拡大する精神保健福祉士との撞着の諸相
https://ncu.repo.nii.ac.jp/records/2000106
https://ncu.repo.nii.ac.jp/records/20001067904f735-2c00-432d-82d1-fbb0ff0a3fce
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 紀要論文2 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2023-10-20 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 「子ども家庭福祉ソーシャルワーカー」資格化構想と「分立」資格を前提として職域拡大する精神保健福祉士との撞着の諸相 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | コドモ カテイ フクシ ソーシャル ワーカー シカクカ コウソウ ト ブンリツ シカク オ ゼンテイ ト シテ ショクイキ カクダイ スル セイシン ホケン フクシシ トノ ドウチャク ノ ショソウ | |||||||||||
言語 | ja-Kana | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Contradiction between qualification concept of social workers in child and family welfare and mental health social workers for trying to expanded activity fields assuming segregation qualification | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 精神保健福祉士 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 子ども家庭福祉ソーシャルワーカー | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者 |
樋澤, 吉彦
× 樋澤, 吉彦
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 本稿は、厚生労働省社会保障審議会児童部会「児童虐待防止対策のあり方に関する専門委員会」(2014年9月19日~2015年8月10日)「報告書」(2015年8月28日)に「児童福祉司の国家資格化」が明記されたことを一応の端緒としており、且つ2018年の社会保障審議会専門委員会ワーキンググループでそれの具現化が目前に迫ることになった新資格化構想に対して、日本精神保健福祉士協会(「協会」)が一方で「既存の国家資格」を活用すべきとして新資格に明確な反対の姿勢を示しつつ、他方で将来的な資格の統一化議論に関しては不明瞭な姿勢を示している撞着の諸相について、特に2022年改正児童福祉法に盛り込まれることになった「子ども家庭福祉の認定資格(子ども家庭福祉ソーシャルワーカー)」の実質的な議論が行われた社会保障審議会専門委員会「子ども家庭福祉に関し専門的な知識・技術を必要とする支援を行う者の資格の在り方その他資質の向上策に関するワーキンググループ」(2020年9月10日~2021年1月26日)の議事録の精査を通して明らかにすることを目的としている。当該資格化構想が浮上した際、既存2 資格(社会福祉士、精神保健福祉士)の専門職能団体等は「ソーシャルワーク専門職は一つである」として既存2 資格の任用促進を主張した。それに対して新資格構想推進派から、既存資格はそもそも2 つに「分立」しているではないかということを指摘された際、職能団体は既存2資格の「統一」を目指す「覚書」があることを名目として新資格に反対の姿勢を貫き、そのことが「国家」資格としての新資格化構想を見送る契機の一つとなった。しかしその直後に「協会」は、「議論が尽くされていない」として当初方針を翻して「覚書」への署名を拒み、結果的にそれは未承認且つ非公開の状況となっている。以上の顛末は「協会」に避けて通ることはできない撞着を生起させている。すなわち、社会福祉士とは別の、精神保健福祉士という「分立」した資格を創設した経緯をふまえれば、子ども分野の新資格という「分立」資格についてもほんらいであれば容認せざるを得なくなるという撞着に加えて、「協会」が新資格構想を「見送らせる」ための「名目」にもしていた既存2 資格の「統一化」を目指す「覚書」に反対の立場を示すのであれば、やはり同様に新資格構想も容認せざるを得なくなるという撞着である。 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
書誌情報 |
ja : 人間文化研究 en : Studies in Humanities and Cultures 巻 39, p. 69-90, 発行日 2023-01-31 |
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ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 13480308 | |||||||||||
書誌レコードID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AA11807171 |